強引な連想買いトレード日記 の記事一覧
- 2014/04/09 : 株式戦国列伝 その2
- 2014/04/10 : 株式戦国列伝 その3
2014.04.09 (Wed)
【尾張三英傑と光秀銘柄の含み損益】
小田原機器(織田信長) 100株 -3300円
ヒト・コミュニケーションズ(豊臣秀吉) 100株 -14100円
タマホーム(徳川家康) 100株 -3100円
アデランス(明智光秀) 100株 -6700円
【損益】 -27200円
※ 経緯を知らない方はこちら
~岐阜城にて~
秀吉 「お館様…。今日の戦場での失態、何卒ご容赦くだされば有難きに存じ…」
信長 「黙れ、サル! 6%超も負けておいて容赦も糞もあるものか。さてはおぬし、油断しておったのだろう。昨晩はどこぞのオナゴと戯れておったと聞いておる」
秀吉 「め…、めっそうもございませぬ。今日の戦はなにぶん地合いが悪うございましたゆえ…」
信長 「ええい! 黙れサル! おぬしの言い訳など聞きとうもないわ!」
秀吉 「お館様、どうかお怒りをお鎮めくださいませ。畏れながら、昨日今日の合戦を見る限りでは敵方(売り方)は相当に勢いづいている様子にございます。ここは、損害を極力まで抑えつつ、敵方の体力を削りながら我慢、そうして反転攻勢をかける準備を整える局面に思われまする」
信長 「サルめが! おぬし、この期に及んでこの俺様に説教するつもりか」
秀吉 「畏れながら、説教などをするつもりはございませぬ。このサルめをご信用くだされ。今は時流に逆らわず、しかし強気を捨てずに機を伺う時かと存じます。天下を手中にするには、まず周辺の諸大名を丸め込み、敵方を屈服させ、一段の飛躍をしなければなりませぬ。その一段の飛躍をするためには、一旦はかがまなければならない時もございましょう。より高く跳躍するには、一旦はかがまなければならず、それはヒトも蛙も同じことにございます。お館様はいずれ天下を取るお方。そのお方に居るだけでも、このサルめは幸せにございます。お館様の天下取りに預けたこの命、もしこのサルめを信頼できぬとあらば、すぐにこの首を刎ねてくだされ」
信長 「ふん! サルめがことを信頼せよと申すか」
秀吉 「御意にございます。いずれ必ず、勝機は訪れるものと」
信長 「よかろう。だが、失敗に終わった時は、わかっておるな…、藤吉郎」
秀吉 「ははっ! 喜んでこの首を差し出しまする」
信長 「ときに、ハゲ」
光秀 「は!」
信長 「今日の戦での損害はいかほどだ?」
光秀 「27200両の損害でございます」
信長 「ぐはっ!! 27000両だと!」
光秀 「民から徴税しては、いかがでしょう?」
信長 「たわけたことを言うな! 徴税などできるか! こういう時こそ民に安心を与えねばならぬ」
光秀 「しかし、この損害では…」
信長 「商売を自由にさせて町も人も豊かになり、民の心が織田家に向きかけている時に突然の不安を与えればどうなるか、貴様も少しは想像できよう」
家康 「あっはっは! さすがは天下を狙うお方じゃ。戦で兵も銭も苦しい時こそ民を大事に、とは流石でござる。苦しい時こそ民を大事にしなければ、天下はおろか、小国ひとつさえ治められぬ。苦しい時に民に苦痛を与え、反乱でも起これば、それこそ足元から何もかもが崩れ去ってしまうであろう。このような時こそ民に安心を与え、秩序を安定させることで、戦にも集中できるというものだ。心配事(リスク)は、少ないに越したことはありませぬからなぁ」
信長 「さすがはタマホー…、否、家康殿よ」
家康 「ここは秀吉殿の仰る通り、少し我慢の局面でございますなぁ。しかしいつでも敵方の隙をつく用意だけは必須」
信長 「うむ、相解った。それはそうと、とにかく腹が減った。今日の評定はこれで終わりじゃ!」
光秀 「御意」
信長 「お濃、お濃! 湯漬けと味噌をこれへ持って来い!」
お濃 「はい♡」
2014.04.10 (Thu)
【尾張三英傑と光秀銘柄の含み損益】
小田原機器(織田信長) 100株 -1400円
ヒト・コミュニケーションズ(豊臣秀吉) 100株 -15700円
タマホーム(徳川家康) 100株 -2700円
アデランス(明智光秀) 100株 -4800円
【損益】 -24600円
※ 経緯を知らない方はこちら
~岐阜城にて~
信長 「サル! 昨夜は言い訳がましい大言を申しておったが、今日の戦果が冴えないは貴様だけぞ」
秀吉 「面目もございませぬ」
信長 「首を差し出すと申しておったのは、おぬし自身じゃが、どう始末をつけるつもりじゃ」
秀吉 「はっ! このサルめの首などはいつでも差し上げまする」
信長 「では、腹を切るか?」
秀吉 「ご用命あれば、すぐにでも…。ですがお館様。昨夜の大言は、昨日今日だけの目先の戦果を見据えての進言ではございませぬ」
信長 「黙れ! まだ言い訳がましいことを言うか!」
秀吉 「言い訳ではございませぬ。敵方(売り方)は、自分たちの良いように流言を利用して我が味方兵の不安を煽り、弱気に誘い、ここぞとばかりに勢い増して突撃してきております。時流を見て、やれ優勢だと言わんばかりに敵方が全線に集まって来ていることは事実でございますが、全線に敵兵が集まれば集まるほど、我らが狙う今後の跳躍に弾みがつくと言うものでございまする」
信長 「続けよ」
秀吉 「御意。百戦錬磨のお館様なら容易にご察しがつくはずでございましょう。油断した敵兵が全線に集まっているのです。兵が全線にひしめき合えば、窮屈になりまする。そうして斯かる敵兵を引き付け、頃合いを見計らって一気呵成に反転攻勢に出るのみ。今日の戦果は冴えないものと相なりましたが、この前線に留まっている敵兵を蹴散らせば、これ突破口となり、形勢は一気に逆転。そのころには、お館様の目指す天下統一が、すでに手の届く所にまで迫っているに相違はございませぬ」
信長 「ふん! 都合の良いゴタクばかりを並べおって…。まぁ、良い。今日は総じて一進一退じゃ。サルの戯言はさておき、我らの兵は善戦しておったからの。サル! 貴様の首はもう少し残しておこう」
秀吉 「恐悦至極、有難きお言葉に存じまする」
信長 「それはそうと、ハゲよ」
光秀 「はっ!」
信長 「時に、スタプについてはどうなっておる?」
光秀 「は…?」
信長 「ハゲめ! 貴様の頭には毛もないが、ついに耳もなくなったのか。スタプはどうなっておると聞いておるのじゃ」
秀吉 「(小声で)光秀殿、光秀殿。お館様は、おそらくSTAP細胞のことについてお尋ねされておるのではないか」
光秀 「(なるほど)殿、STAP細胞についてでございまするか」
信長 「そうじゃ、スタプじゃ」
家康 「その件については拙者が伝令より聞き及んでございます。昨夜、小保方氏が民の面前にて接見し、それの存在はあるとご明言なさいました」
信長 「それで、スタプは実在すると?」
家康 「御意にございます。真偽は計りかねますが、小保方氏本人によれば、200回はその存在を認めたと申しておるようです」
信長 「では、バイオ方面からの奇襲で、敵方を残らず殲滅せよ!」
光秀 「お待ちくだされ、殿! 早計な策はなりませぬ」
信長 「ハゲは黙らぬか!」
光秀 「畏れながら、STAP細胞の存在は、未だ証明できているとは言えぬ状況にございます。この実在が客観的に実証されない限り、バイオ方面からの進軍は無謀かと。未だ、バイオ方面の道の足元は、ぬかるんでおる状態と言っても大過はございませぬ」
信長 「道のぬかるみなど、大したことではなかろう。這いつくばってでも、敵方を滅ぼすまでじゃ!」
家康 「信長様、お待ちくだされ。現在は不利な状況ゆえ、強引に押し切りたいお気持ちはこの家康とて同じにございますが、ここは光秀殿のお言葉を受け入れなさるのが、賢明な判断かと存じまする」
信長 「竹千代! 貴様まで臆病風に吹かれたか!」
家康 「そうではござらぬ。どうかお怒りを鎮めてくだされ。まだこの戦を初めてから、たった3日間しか経ってはおりませぬ。ここで派手に動くは、敵方の思うツボ。戦況は芳しくはござらぬが、我らの士気は強固そのもの。尾張武士と三河武士。その意地は、どこまでも強固でありますゆえ、兵の自信が崩れぬ限りは、正々堂々、もう少し戦況を見守ってはいかがでございましょう」
信長 「家康殿がそう申すか。ならばその言葉、信じよう」
家康 「有難きお言葉にございます」
信長 「さて、外は春ぞ。我ら自身の士気を落とさぬためにも、今日は鷹狩へ出よう」
秀吉 「それはご名案と存じまする」
信長 「お濃! これへ馬を廻すよう手はずを整えよ!」
お濃 「はい♡」