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ちまトレ株日記

ちまちまと投資を続けていくブログ。現在は米国バイオのボロ株を追っています。

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株式戦国列伝 その21

2014.06.02 (Mon)


【尾張三英傑と利家&氏郷銘柄の含み損益】



日本コンピューターシステム(竹中半兵衛)  100株  -200円


ヒト・コミュニケーションズ(豊臣秀吉)  100株  -1000円


タマホーム(徳川家康)  100株  -11100円


シンバイオ製薬(前田利家)  100株  +1100円


日野自動車(蒲生氏郷)  100株  +5000円


【損益】  -6200円


【功労者】  

明智光秀(アデランス)  +30796円


小田原機器(織田信長)  +12195円


経緯などはこちら



~天王寺にて~


重治  「我らの軍が、次第に優勢となって参りました」

利家  「うむ…。さすがは半兵衛殿。加勢が効いておる」

重治  「これも信長様の策と運の強さでしょう」

秀吉  「お館様の潮目の見切りもこの上ない。それに、氏郷殿の切り返しもお見事」

氏郷  「恐悦至極にございます。しかして、これもニサの影響でございましょうか」

秀吉  「は?」

氏郷  「ニサの枠が200万両となったことが、影響しているものと」

重治  「NISAでございますな。心理的には、我らに有利に働いているものと存じまする」

氏郷  「やはり…。ニサの枠拡大にて、これが買い需要を生み出しますことは必定にございます」

重治  「ここは強気で向かうべきところかと」

利家  「言うにや及ぶ。その通りじゃ。ここで及び腰になっては、敵方の思うツボでござましょう」

秀吉  「損益はいかほどにござろうか」

重治  「信長様と光秀様の御功労により、42991両の戦果がございます。現在の我らの損益が6200両のマイナスゆえ、これをゼロにし、さらに7000両ほどの戦果を上げれば、我ら織田の勝利と相成ります」

秀吉  「なるほど…。残り14000両ほどか…」

利家  「わっはは…。明日にでも勝負がつきそうでござるな」

重治  「利家様。油断は禁物にございますぞ。家康殿は負傷中にて戦力としてはやや見込みのないものとなっております。それに押し気味の我らにございますが、押し切った所の節目にて、敵方の策が待ち受けている恐れもございます。

氏郷  「竹中殿の言われる通り油断は禁物でございますが、この地合いに乗らねば我らの勝利がまた一歩遠のいてしまいますでしょう。それを思案すれば、ここはあと2、3日で勝負を決したいところ」

利家  「左様。勝負を決める時は、一気に決めなければ、一転苦境におとしめられることすらある」

秀吉  「うむ。お館様なら、ここでどうするか…」



~岐阜城にて~


伝令  「申し上げます」

信長  「申せ」

伝令  「近江・大阪での戦でございますが、我らが軍の優勢とのことにございます」

信長  「左様か。下がってよい」

伝令  「ハッ!」

信長  「でな、お濃よ」

お濃  「はい。信長様」

信長  「この茶器を見よ。この茶器の良さが分かるか? 堺の豪商が差し出してきた代物だ」

お濃  「お濃には行儀やしつけは分かっても、茶道具の良さなどは一向に分かりませぬ」

信長  「無粋だな」

お濃  「無粋は信長様にございます」

信長  「なぜだ」

お濃  「戦から戻られてからと言うもの、茶器ばかり撫でていらして、私のことなどには露にも…」

信長  「わっはっは。だから俺様が無粋だと言うのか」

お濃  「無粋は無粋にございます。戦からしばらくぶりに戻られて茶器などを撫でられて…。濃は淋しゅうございます」

信長  「なるほど、お前の言い分は分かった」

お濃  「また近々、お出になられるのでしょう?」

信長  「戦にか。いや…、俺様はもう行かぬ。奴らだけで勝てる戦だ」

お濃  「それだから、茶器ばかり撫でていらっしゃっても私が機嫌よく笑っているとでも思って?」

信長  「フッ…。回りくどい言い方をする女子だ。マムシの娘らしくもない。が…、まぁ良い。今宵は、冷たい茶器より血の通った代物の方が、俺様を愉しませようて。お濃、寝床を用意せい!」

お濃  「はい♡」


※当たり前ですが、フィクションです。



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