2014.05.05 (Mon)
皆さんは貸株制度の利用はされているのでしょうか。
特に中長期で株式を保有されている方は、利用されている方も多くいらっしゃるのかもしれません。
預け先の証券会社が倒産などすれば、預けた株式は保証されないというリスクはもちろんありますが、以前と比べれば市場は活況を続けていて、証券会社各社もさすがにこの状況での倒産は可能性としては低いと思いますし、ただ持ち株をじっと眠らせておくだけでは、何だかもったいない気もします。
私の場合は比較的長期の銘柄はSBI証券で保有しているのですが、SBI証券では昨年12月より、信用口座を開設している人でも貸株制度が利用できるようになりました。
それまでは、信用口座がある人は貸株はできないシステムだったのですね。
と言うわけで、私もさっそく貸株制度を昨年から利用して…、いるものだと思って先ほど口座をあれこれ調べてみたら、ちゃんと手続がされておらず、保有株が貸株扱いされておりませんでした…(ー_ー)!!
ほぼ半年間も、貸株しているつもりで…、ああ…、もったいな~。
通常のなんでもない銘柄は貸株金利0.1%くらいなのですが、中には0.5%とか1%とか、それ以上の銘柄もあります。
(勉強不足でこのあたりの利率の基準はわかりません…w)
さらに現在では優待を取得するために自動的に権利行使日には貸株を解除するシステムもあって、優待目的の人にも優しいシステムになっています。
(ただし、この自動システムに半信半疑な人は、自分で貸株をあらかじめ解除しておき「確実」にもらう方が良いのかもしれません)
ちなみに非課税口座であるNISA口座で保有している株式については貸株は出来ないことになっています。
塵も積もれば…、ですから自分が利用している証券会社の決算などに注意を払いながら、貸株制度を利用して金利を得るのも賢い投資方法ですよね。
ただ、私の場合は資金が少額で、もっている株式の数もたかが知れているので大した金額にはなりません。
それでも、毎月コツコツと小銭が入ってくると思うと、貧乏性な私はとても気分が明るくなります。
今まで貸株に興味がなかった方も、ぜひ一度自分が預けている証券会社のホームページを見て、「自分が持っている株って、貸株金利はいくらなんだろう?」などと皮算用をしてみると、この連休の最後が楽しいものになるかもしれませんね。
※証券会社によっては貸株システムがないところもあります。