2014.05.06 (Tue)
昨晩はなぜか為替も、先物もかなり下がっていました。
理由はまったくわかりません。
しかし今朝になって確認してみると、戻していますね。
昨晩の米国株は、大きく売られて始まりましたが、好調な米景況感指標を受けて切り返しています。
なんか、日本株と相対してダウはきっちりしていますね。
きっちりという表現はおかしいかもしれませんが、良い材料にはきちんと反応して向かうべき方向へ進んで行く、と言う。
日本についても消費税増税による景気冷え込みは懸念されるものの、それほど悲観ほどでもないような気がしますし、米国株と比較しても随分と割安なのですが、一体どうしてか脆弱な体質です。
単なる感覚ですが、米国株のあの強さと言うのは、米国自身のゆるぎない自信、確信に裏打ちされているような気がします。
一方の日本株はと言えば、日銀の金融政策や政府の経済政策によって「こうしていくぞ」という意気込みはあるのですけれど、それがなかなか確信に繋がらず、疑心暗鬼に満ち溢れているような気がします。
この違いは、やはり政治でしょうかね。
選挙の投票率なんかを見ても、まるで他人ごとのように、政治家まかせの国民が多いには多いので、それはそれで良くないのでしょうけれど、そういう現状になってしまっているのもやはり日本政治の質が良くないからと言えなくはないと思います。
増税などもありながら、しかし現在の日本の景気は着実に上向きで底堅く、心配された個人の消費の落ち込みも想定の範囲内に収まり、総じて雰囲気は悪くないと思いますが、問題はこれからです。
ここへ来て、政府がきちんとした経済政策(第3の矢)を打たなければ、来年には更なる増税を控えていることもあり、日本景気の気運と株価は、再び下降していってしまう可能性もあるのではと思っています。
ふと我に返れば、昨年末の盛り上がりはいったい何だったのか? とつい考えてしまいます。
もう少し日本株にも活気が戻ってきて欲しい所ですよね。
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