2014.05.07 (Wed)
【尾張三英傑と利家&氏郷銘柄の含み損益】
小田原機器(織田信長) 100株 +700円
ヒト・コミュニケーションズ(豊臣秀吉) 100株 -9700円
タマホーム(徳川家康) 100株 -10500円
シンバイオ製薬(前田利家) 100株 -800円
日野自動車(蒲生氏郷) 100株 -4500円
【損益】 -24800円
【功労者】
明智光秀(アデランス) +30796円
経緯などはこちら
~天王寺にて~
信長 「サル! 様子はどうじゃ」
秀吉 「お館様、無事にお戻りになられたこと、何よりにござりまする」
信長 「うやうやしい挨拶などいらん! 戦況はどうなっておる」
秀吉 「は…、浦江、そして畠中を落としたあとの戦況は、おしなべて芳しくはございませぬ」
信長 「ふん! 情けないことよ。俺様の手勢を見よ、精魂燃えたぎり、赤く染まっておるではないか」
家康 「心持ちの、プラスにございますな…」
信長 「竹千代殿、何か申されたか」
家康 「いいえ、くしゃみをしただけにございます」
信長 「貴殿も何も遠慮されるな。貴殿が織田家の総大将になったつもりで戦に臨んでくだされば、我が家中の者の士気も総じて高まること相違ない」
家康 「ハハ…、これは手痛いお言葉。返す言葉もありませぬ」
利家 「殿、明智殿の隊が畠中に入って周辺を警護しているとの報を受け、その援護に氏郷様を推すべく書状を送った由にごございますが…」
信長 「うむ。すでに聞き及んでおる。わしからもさっそく命を出した。すでに軍備を整え出立しているはずだ。これで我らが織田の勝利はすぐそこよ」
利家 「ところが、です。隠密からの情報によりますれば、検尿の症状が…否、顕如の書状が方々の国人衆などに送られ、どうやら不穏な動きが各地に伺えまする」
信長 「ついに動き出したか」
秀吉 「はい。近江では朝倉、浅井勢が密かに挙兵の準備を整えているとの情報がございます。それに加えて方々にて一揆の企てがあるとの報も入ってきております」
家康 「黒幕は、昭義様でございまするな」
秀吉 「御意。昭義様が検尿を手に取って…、否、顕如と手を組んで、諸大名に打倒織田家を働きかけている由にござりますれば、本願寺門徒の衆、浅井、朝倉、武田、三好、雑賀の衆はもとより、松永弾正様など、我が家中の者に対しても離反を誘っている模様にて、織田家の周辺は今や敵ばかり相成りつつございます」
家康 「織田家を包囲するかのごとく、ですな」
信長 「織田家を潰そうと言うわけか、面白い」
利家 「殿、このまま敵に包囲されては最悪の場合、逃げ道すら失ってしまいますゆえ、全軍に一旦退却を命じられては…」
信長 「たわけっ! 浦江、畠中と落とされて三好の残党は浮足立っておる。現に使者をよこして和平をちらつかせておるではないか」
利家 「畏れながら、そのような空気はもはやGW明けから一変してございます。西からは石山本願寺、北西から三好、そして北東より浅井朝倉が背後を抑え、さらには雑賀衆、松永弾正様が敵になびけば、織田軍は四方八方から包囲され、成すすべなく壊滅状態に陥るやもしれませぬ」
信長 「前門の虎、後門の狼と言うわけか」
利家 「御意にございます」
信長 「だが慌てる必要はない。とにかくもまずは情報収集を怠るな。特に背後をつかれては兵が混乱に陥ってしまうだだろう。浅井朝倉の動きには充分に注意せよ」
利家 「ははッ!」
信長 「サルよ」
秀吉 「はっ!」
信長 「じきに石山本願寺が動いてくるだろう。古き風俗という武器を手にして抗ってくる坊主どもほど手におえん物はない。だが、この俺様はそれらの錆ついた風俗こそを叩き潰し、新しい世を創りあげるのだ。来れ! ストプ高!」
秀吉 「このサルめは、お館様のその偉業のために、この命をささげてございます」
信長 「良くぞ言った、サルめ。今日は疲れておるが、休む前に一献やろう」
秀吉 「蛇の生血にございますか」
信長 「蛇の生血? 阿呆、そんな不味い物が飲めるか、さっさと酒と肴を用意せい」
秀吉 「はい♡」
※当たり前ですが、フィクションです。
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