2014.05.14 (Wed)
【尾張三英傑と利家&氏郷銘柄の含み損益】
小田原機器(織田信長) 100株 +23300円
ヒト・コミュニケーションズ(豊臣秀吉) 100株 -11200円
タマホーム(徳川家康) 100株 -10000円
シンバイオ製薬(前田利家) 100株 -2500円
日野自動車(蒲生氏郷) 100株 -1500円
【損益】 -1900円
【功労者】
明智光秀(アデランス) +30796円
経緯などはこちら
~天王寺にて~
信長 「見たか! これが戦の作法よ!」
秀吉 「お見事にございました、お館様」
家康 「して、今日の戦、いかなる策を用いられたのございましょう?」
信長 「策か…。あえて策を言えば、利益が出た」
家康 「利益、でございますか」
信長 「その通り。バスの清算機器などがたくさん売れて中間期予想に対しての進捗率が133%の大幅増…、否、利益に鉄砲と手勢を持たせて、伏兵として敵方の隙を狙っておったのじゃ」
利家 「さすがは殿にござる。利益に鉄砲を持たせて伏兵とは…。一気に形勢逆転致しましたな」
家康 「お話のところ畏れながら、利益とはどなたのことでしょう?」
秀吉 「家康様はご存知でございませんでしたかな。利益殿は、利家殿の義理の甥にございます」
利家 「左様、拙者の義理の甥にあたる男でございます。前田利益。通称は慶次。滝川一族の出でありますが、これがいったい傾奇者であるゆえ、手に負えない性分の男にございますが、武勇には長け、他に見ないほどの胆力を具えてございます。まぁ、言い換えれば遠慮のない性格と申しますか…。なにぶん落ち着かない性格ゆえ、方々をほっつき歩いて現在でもなかなか抑えの利かぬ部分がございますれば、先々に少々心配が残る男でございます」
家康 「左様にございましたか。前田利益殿…。察するに、まこと面白そうなお方のようにございますな。いずれお目にかかりたい。今のうちに酒でも酌み交わしておかねば、放浪の結果、上杉家にでも士官してこちらに牙を向けられたら困りますからな。…わはは」
信長 「この織田を裏切って上杉に?」
家康 「いえいえ、滅相もございませぬ。この家康のちょいとした冗談にございます」
秀吉 「またまた…、家康様の冗談は飛躍しすぎてございますゆえ…、わっはは!」
信長 「それに利益はああいう性格ではあるが、奴には奴の信念があってのことの筈じゃ。わしも随分うつけうつけと呼ばれて陰口を叩かれたものだが、ごくありふれた思考でもって、あたかも自分が大勢と同じ考えゆえに正しいという前提に立って、奴のことなどを傾奇者だとか変わり者だとか言うのは良くない。そのような見方しかできぬ奴こそ、まだまだ小物だと言えよう」
利家 「ハッ…! 心得ましてございまする」
信長 「まぁ、良い。氏郷の方はどうじゃ」
秀吉 「はい。氏郷様の隊は、一向宗門徒と小競り合いを続けておりますが、さすがは氏郷殿、大きく押されたかと思えば、見事に押し返し、敵方に翻弄されているように見せかけて敵方に深追いをさせ、敵兵を少しずつ削っている模様にございますれば、凡そ心配には及ばぬことと存じ上げます」
信長 「左様か」
秀吉 「それはそうと、お館様」
信長 「なんだ、サル」
秀吉 「信長様は今日の戦で見事大勝されましたゆえ、ここは兵を引いて後方の城へ入られるのも一手かと存じまするが…」
信長 「たわけっ! 織田家の総大将が、少しばかり小勢を潰したからと言って後ろに引けるか」
秀吉 「これは、ご無礼を…」
信長 「いいか、戦はこれからだ。俺様もさらに前線へ出て、敵方を蹴散らして見せるわ。それにあのハゲ(光秀)と比べてもまだまだ戦果は乏しい。あのハゲにも劣る今の状況で兵を引けるものか。俺様の戦はこれからよ」
家康 「さすがは織田の総大将じゃ。今のお言葉にてこの戦、勝ったも同然」
利家 「うむ! 今のお言葉、前線の者にも伝えおきます。これで士気も上がり、我が織田の勝利は間違いございませぬ」
信長 「よし! これで今日の評定は終了じゃ。サル! 湯漬けを持って来い! ちゃんと手を洗ってからな」
秀吉 「はい♡」
※当たり前ですが、フィクションです。
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