2014.03.21 (Fri)
最近は、不安定な相場が続いています。
ウクライナ問題、中国問題、そして何より消費税増税による景気の落ち込み懸念…。
まぁ、懸念を挙げればきりがない状況ですね。
売買代金が2兆円を割れる日も多く、先物に振らされて良いように遊ばれちゃっているような気がします。
ここへ来ての外国人売りも気になるところ。
消費税増税後の景気減速に対して、政府は今のところ目立った対策、政策を出してきていません。
何も手を打たなければ増税による景気の落ち込みは誰がみても当然のことですので、政府による政策がなかなか出てこないことに対しての苛立ちもあるように思います。
話しは少し変わって信用取引についてです。
私は日頃の取引に信用取引も利用していますが、今のような不安定な相場状況の時は、極力現引きできる範囲で利用するか、損が出ても必ずその日にロスカットするかに決めています。
運用可能な資金を超えて大きなリスクを抱えることは、極力しない方が良いと考え、これを守っています。
もちろん一時的に、現物と信用の2階建てになる場合や、運用資金を超えて株式を持つこともありますが、その状態で1晩2晩いることは、私にとってはかなりの重圧になりますし、落ち着くことが出来ません。
以前の信用取引制度では、信用取引の可能額の範囲で繰り返しの売買ができず、その日その日に決められた取引可能額の「枠」を使い切ってしまったら、それ以上の売買ができませんでしたから、負け戦の時にも、絶好調の時にも、くやしいけれども取引を諦めなければならず、負けに熱くなってしまっている時でも、それがブレーキとなって不要な損失を被ることはありませんでした。
が、現在は制度見直しが行われ、信用取引可能額の範囲内なら決済を繰り返して何度でも売買できるようになりました。
決済さえすれば何度でも取引できるわけですから、ある程度の勝ちを収めていて、それで止めておけば良いものを、軽い気持ちで再度入ってみたら結局大損こいた…などいうことも往々にしてあります。
1日に取引できる限度が取っ払われたことは、大きなメリットと言えますが、利用の仕方によっては大きなデメリットにもなってしまいます。
自由度が増したため、利用の仕方、節度、リスクコントロールや精神的なコントロールを、より自律的に行わなければならなくなったのです。
しかし私にとって信用取引は重要なツールです。
というのも、現物で買いたい銘柄があった時でも、とりあえず信用取引で買うからです。
特にGMOクリック証券では信用取引の手数料が安いため、一定額以上の銘柄を現物で欲しい場合は、とりあえず信用で購入して「現引き」する方が、手数料が安く済みますね。
現物株を売る時も、現物売りで処理するよりかは、売りたい価格で空売りをいれておいて「現渡」したほうが手数料が浮くケースもあると思います。
手数料も馬鹿にならないですよね。
1年間にしたら、とんでもない額なんだろうなぁ…。
それを調べるまでは、面倒なのでしませんがwww
ではでは、See you!!
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