2014.04.06 (Sun)
NISA口座を申し込んでからしばらく経ちますが、まだ開設のお知らせはきません。
次に大きな押し目があったら、けっこう買いやすい銘柄もありそうな感じがするので、と言うよりも目をつけている銘柄が幾つかあるのですが、やはりNISA口座開設の方は2ヶ月~3ヶ月くらいは掛かってしまうのでしょうね。

さて、そのNISA制度が開始されたこともあってか、以前よりも株式を分割する企業が頻繁に出てくるようになった気がします。
直近だとN・フィールドや日本通信なんかも株式分割(または分割の発表を)しています。
株式の分割は市場での流動性を高めますし、個人投資家からしても分割によって買いやすい値段となり、また株数が増えることによって売買の自由度が上がるなど多数のメリットがあります。
そしてその反面でのデメリットというものは、特にあるわけでもないんですが、ただ若干さみしいこともあるんです。
もちろん私個人の気持ちの問題なんですけれどね。
それは株式分割によって株が小分けにされ、「ダイナミックな値動きをする銘柄が減っていく」ことです。
株式が2分の1に分割されたなら、株価は半分になるので、ロットを2倍にすれば分割前の取引と変わりなくトレードできると言えばできます。
しかし私がさみしいのは値がさ株特有の「ダイナミックな動き」が見られなくなってしまうことなのです。
例えばガンホー。
この株は幾度か分割を繰り返して現在は500台半ばの株価ですが、これが1株50万とか80万とか100万だった頃の値動きはとても迫力がありました。
その他、メジャーなバイオ銘柄で言うと、ユーグレナやリプロセルやナノキャリアもかつてはダイナミックな値動きで楽しませてくれました。
しかし分割後は、株数が増えて価格は下がり、値動きと言う意味ではその動きは自然と小さくなって、かつてのようなボラティリティを生み出せず、(日常的に)値幅取りを狙った取引が難しくなっています。
これらの銘柄に限らず、おそらくはNISA制度の影響が大きいのでしょう。
まず前提として1単元の額面が100万円を超えちゃっている銘柄は、NISAの枠に収まり切りませんものね。
また、NISA口座の範囲で銘柄を分散しようとすれば、そこそこ程度の値段の銘柄をいくつか組み合わせたいので、1単元で70万円も80万円もしている銘柄(そうであってもソフトバンクやトヨタは買われているようですが)は、100万円の枠を圧迫しますから、避けられやすいとも考えられます。
実際の私も、NISA口座の100万円枠を埋めようとするならば、恐らく5万~15万くらいで1単元の投資ができる銘柄を中心に選んでいくと思います。
キーワードは、高配当、割安、下値不安が少ない。
できれば倒産確率の少ない大手が良いと思っていますが、逆に中小型株で底値圏にあるのではと考えられる銘柄があれば、その上値余地に期待しながら投資するかもしれません。
まだまだ口座開設は先になるかも知れませんので、今からあれこれ考えても無意味なのですが、今からあれこれ考えているうちが、一番楽しいですね。
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