2014.04.16 (Wed)
【尾張三英傑と光秀と利家銘柄の含み損益】
小田原機器(織田信長) 100株 -2400円
ヒト・コミュニケーションズ(豊臣秀吉) 100株 -17900円
タマホーム(徳川家康) 100株 -4800円
アデランス(明智光秀) 100株 +7700円
シンバイオ製薬(前田利家) 100株 -200円
【損益】 -17600円
※ 経緯を知らない方はこちら
~本能寺にて~
信長 「サル!」
秀吉 「はいっ!」
信長 「貴様の隊も少し勢いを取り戻しておるようだな。戦況を伝えよ」
秀吉 「は、申し上げます。利家殿の援軍が敵兵の脇から攻めるべく北西より進軍し敵方に接近。敵方の動揺を誘い、ここぞとばかりに我らが兵の士気も、徐々に高まっている様子にございます」
信長 「うむ…、左様か。押し返しておるか」
家康 「少し勝利の風が、我らが方に向いてきましたかな」
信長 「しかし油断は禁物よ。いまだ外部の環境にいくらか陰が存在しておる。今日の午前に流れた指標、これは確かなのか、光秀」
光秀 「は…。我が軍にとっては、戦を有利に導く朗報であったと言えまするが、いかんせん中国地方よりの流説とあれば、真偽に少しく陰あり。一概に裏の取れた報告であるとは言い切れませぬ。ただ、仮に懸念が残るものとされましても、今のところにおきましては、我が軍にとって有利に働いておることは間違いなく、ひとまずはご安心なされるに足る情報かと存じます」
信長 「中国地方か。ふん! まぁこの際、真偽が有無などどうでも良いわ。この俺様に抗うが勢力を根から絶やすがこの戦の目的。明日には天王寺に陣を張り、あやつらの動きをけん制しつつ、追い詰めて殲滅させて見せようぞ」
秀吉 「お館様、吉報と申せば…」
信長 「なんだ、サル」
秀吉 「その天王寺に向かって援軍が集結しつつあるとの報にございまする。雑賀衆、根来衆の兵約2万が天王寺に合流すべく向かっているとの由にござる」
家康 「ほう、2万」
信長 「さようか。天王寺に着陣し次第、ここらの地理に長けておる義継、久秀、惟政らに軍配備の命を出す。ゆえに、それまでは敵方の動きや兵力を抜かりなく監視するよう前線に伝えおけ」
秀吉 「御意にございます」
信長 「時に、ハゲよ」
光秀 「…は」
信長 「この戦での損金はいくらになった?」
光秀 「17600両でございまする」
信長 「ふむ」
光秀 「少しく、改善の兆しが見られるものと存じまするが…」
信長 「たわけっ! この程度で改善したと申すか」
光秀 「は、畏れながら、昨日おとといの成果に比べますれば…」
信長 「ハゲよ! 貴様ほど女々しい奴はおらぬようだ。この俺様の目指すところを貴様も知っておろう」
光秀 「無論、承知しておるつもりにございます」
信長 「こやつめ! 生意気を言う! 貴様にこの俺様がこれから目指そうとしている世界が分かるとでも思うておるのか!」
光秀 「ははっ! この光秀、殿の御前にてとんだ生意気を申しましたこと申し訳もございませぬ。どうかお許しくださいますよう切にお願い申し上げまする」
信長 「黙れ! 貴様のようなキンカ頭は…」
家康 「信長様、信長様、その辺で良いではございませぬか。ようやく我らに良い風が吹いてきたところ。ここで短気を起こしてしまえば、せっかくの追い風もプイと向きを変えてしまうやもしれませぬぞ」
秀吉 「同意にございます。光秀殿も戦況の好転にふとした安堵がつい表立ってしまわれたに相違はございませぬ。決して油断など…。それはそうとお館様、そろそろお休みになられては如何でしょう? 明日の天王寺への出立もお早うございまするゆえ、寝床を用意いたしましょう」
信長 「うむ。早足の旅にて、わしも少し疲れておるのやもしれぬ。サルの言う通りにしよう」
家康 「それが良いかと存じます」
信長 「さて、皆心得ておるな。明日はいよいよ天王寺に陣を張る。各々気を引き締めよ。敵を絶やすは目前じゃ。この戦のかなめは、天王寺にありじゃ!!」
秀吉 「ははっ!」
光秀 (「かなめは天王寺にあり!」か。使えそうな台詞じゃな…。いずれわしも使ってみよう。…メモメモ)
信長 「ハゲ、また何をブツブツ言っておるか!」
光秀 「鼻がむずむずしておるだけにございますれば…」
信長 「ふん、まぁ良いて。今日は多少言いすぎた。さて、休むぞ! 寝床の用意はできておるか」
小姓 「はい♡」
※当たり前ですが、フィクションです。
小田原機器(織田信長) 100株 -2400円
ヒト・コミュニケーションズ(豊臣秀吉) 100株 -17900円
タマホーム(徳川家康) 100株 -4800円
アデランス(明智光秀) 100株 +7700円
シンバイオ製薬(前田利家) 100株 -200円
【損益】 -17600円
※ 経緯を知らない方はこちら
~本能寺にて~
信長 「サル!」
秀吉 「はいっ!」
信長 「貴様の隊も少し勢いを取り戻しておるようだな。戦況を伝えよ」
秀吉 「は、申し上げます。利家殿の援軍が敵兵の脇から攻めるべく北西より進軍し敵方に接近。敵方の動揺を誘い、ここぞとばかりに我らが兵の士気も、徐々に高まっている様子にございます」
信長 「うむ…、左様か。押し返しておるか」
家康 「少し勝利の風が、我らが方に向いてきましたかな」
信長 「しかし油断は禁物よ。いまだ外部の環境にいくらか陰が存在しておる。今日の午前に流れた指標、これは確かなのか、光秀」
光秀 「は…。我が軍にとっては、戦を有利に導く朗報であったと言えまするが、いかんせん中国地方よりの流説とあれば、真偽に少しく陰あり。一概に裏の取れた報告であるとは言い切れませぬ。ただ、仮に懸念が残るものとされましても、今のところにおきましては、我が軍にとって有利に働いておることは間違いなく、ひとまずはご安心なされるに足る情報かと存じます」
信長 「中国地方か。ふん! まぁこの際、真偽が有無などどうでも良いわ。この俺様に抗うが勢力を根から絶やすがこの戦の目的。明日には天王寺に陣を張り、あやつらの動きをけん制しつつ、追い詰めて殲滅させて見せようぞ」
秀吉 「お館様、吉報と申せば…」
信長 「なんだ、サル」
秀吉 「その天王寺に向かって援軍が集結しつつあるとの報にございまする。雑賀衆、根来衆の兵約2万が天王寺に合流すべく向かっているとの由にござる」
家康 「ほう、2万」
信長 「さようか。天王寺に着陣し次第、ここらの地理に長けておる義継、久秀、惟政らに軍配備の命を出す。ゆえに、それまでは敵方の動きや兵力を抜かりなく監視するよう前線に伝えおけ」
秀吉 「御意にございます」
信長 「時に、ハゲよ」
光秀 「…は」
信長 「この戦での損金はいくらになった?」
光秀 「17600両でございまする」
信長 「ふむ」
光秀 「少しく、改善の兆しが見られるものと存じまするが…」
信長 「たわけっ! この程度で改善したと申すか」
光秀 「は、畏れながら、昨日おとといの成果に比べますれば…」
信長 「ハゲよ! 貴様ほど女々しい奴はおらぬようだ。この俺様の目指すところを貴様も知っておろう」
光秀 「無論、承知しておるつもりにございます」
信長 「こやつめ! 生意気を言う! 貴様にこの俺様がこれから目指そうとしている世界が分かるとでも思うておるのか!」
光秀 「ははっ! この光秀、殿の御前にてとんだ生意気を申しましたこと申し訳もございませぬ。どうかお許しくださいますよう切にお願い申し上げまする」
信長 「黙れ! 貴様のようなキンカ頭は…」
家康 「信長様、信長様、その辺で良いではございませぬか。ようやく我らに良い風が吹いてきたところ。ここで短気を起こしてしまえば、せっかくの追い風もプイと向きを変えてしまうやもしれませぬぞ」
秀吉 「同意にございます。光秀殿も戦況の好転にふとした安堵がつい表立ってしまわれたに相違はございませぬ。決して油断など…。それはそうとお館様、そろそろお休みになられては如何でしょう? 明日の天王寺への出立もお早うございまするゆえ、寝床を用意いたしましょう」
信長 「うむ。早足の旅にて、わしも少し疲れておるのやもしれぬ。サルの言う通りにしよう」
家康 「それが良いかと存じます」
信長 「さて、皆心得ておるな。明日はいよいよ天王寺に陣を張る。各々気を引き締めよ。敵を絶やすは目前じゃ。この戦のかなめは、天王寺にありじゃ!!」
秀吉 「ははっ!」
光秀 (「かなめは天王寺にあり!」か。使えそうな台詞じゃな…。いずれわしも使ってみよう。…メモメモ)
信長 「ハゲ、また何をブツブツ言っておるか!」
光秀 「鼻がむずむずしておるだけにございますれば…」
信長 「ふん、まぁ良いて。今日は多少言いすぎた。さて、休むぞ! 寝床の用意はできておるか」
小姓 「はい♡」
※当たり前ですが、フィクションです。
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