2014.04.29 (Tue)
【尾張三英傑と光秀と利家銘柄の含み損益】
小田原機器(織田信長) 100株 +600円
ヒト・コミュニケーションズ(豊臣秀吉) 100株 -15800円
タマホーム(徳川家康) 100株 -10700円
アデランス(明智光秀) 100株 +32900円
シンバイオ製薬(前田利家) 100株 -1400円
【損益】 +5600円
※ 経緯を知らない方はこちら
~天王寺にて~
家康 「明智殿、大丈夫でござるか」
光秀 「な、何を突然に申されますか」
家康 「いくら憎き…いや、信長様が居らぬとは言え、少しやりすぎではござらぬか」
秀吉 「ごもっともにござる。明智隊の精鋭が幾ら勢いづいておるとは言え、この戦況の中でひとり突っ走るは無謀」
光秀 「さ、されどここでこの光秀が手を緩めたとて、いよいよ戦況は悪くなるばかりにございまするぞ」
利家 「しかしこの地合い、光秀殿ばかりが目立っておっても、敵方に目をつけられ、やがて叩き込まれる恐れもございますゆえ、ここはあまり目立った行動は控えたほうが良いのでは…、と存じまするが…」
光秀 「みな、何を申されるか、この光秀が踏ん張ってこそ、織田軍の総崩れを防ぎ、士気を保っておるのではござらぬか!」
家康 「明智殿の言い分は、イタイほどわかる。が、ここで明智殿だけが踏ん張り、勇猛さを見せれば見せるほど、味方も焦り申す。味方が焦り申せば、返って我らの軍の士気にも逆効果となり得よう」
光秀 「馬鹿な! 横で鳴る屁と足はクサい臭気…否、横に習えは悪しき習慣にござるぞ。みなが苦戦しておるから、我が隊も苦戦致せとは、無礼千万!」
秀吉 「光秀殿。貴殿の方こそ少し無礼であろう。小国とは言えども一国の大名である家康様の御前でありますぞ」
家康 「我が徳川の領地を小国などとは、これまた無礼を申される!」
利家 「家康様、落ち着かれませい…。それにハゲもサルも…、いや失礼、光秀殿も秀吉殿も、ここは冷静に致すべき局面じゃ。世はゴールデンウィークにて、今日は戦をしばし忘れて、酒でも飲みませぬか」
光秀 「このような時に酒など、よう言えたものでございますな!」
秀吉 「まぁ、まぁ、光秀殿。興奮なさるな。敵方も押してはくるが、押し切れぬ部分もありまする。敵方にしても、ここ以上に押そうと思えば、それは賭けと言っても大過はござらぬゆえ、深追いは出来ぬ状況でありましょう。この所の光秀隊の勝ち戦は、織田の家中においてもハゲイチ、いや、ピカイチの功績にございますが、けれど光秀殿の奮戦だけでは、到底勝利は導きだせませぬ」
利家 「そうですとも、みながこの状況を押し返さねば、織田軍の勝利はないのですぞ」
家康 「うむ、あまり先走って息切れがしては困りますからな。足並みをそろえることも大事なことだろう」
光秀 「む…、な、なれど。では私の戦での苦労は…」
利家 「貴殿の活躍と度胸は、ここに居る誰もが認めるところじゃ。信長様がここへ戻ってこられる時分には、きっと貴殿が第一線にて、織田軍を勝利へ導いているに相違はござらぬ」
秀吉 「そうですとも。光秀殿の活躍は、すでに岐阜にも届いていることでしょう。なれど、信長様がお戻りになられ、そから一気呵成に敵方を蹴散らすまでは、息切れしないよう、少し足並みを揃えつつ、力を蓄えておくことも大事かと」
家康 「うむ。相違ない」
光秀 「むむ…、少々納得は出来かねるが…、勝負どころで足がもつれてしまっては台無しゆえ、貴殿らの忠告、受け入れよう」
利家 「さすがは、光秀殿じゃ」
光秀 「殿にはこの光秀の心意気が届いておりますでしょうか」
家康 「きっと…、届いておるに相違ない」
秀吉 「届いておりますとも…。それでは、これにて評定はおひらきと致しましょう」
~岐阜城~
伝令 「申し上げます!」
信長 「なんじゃ! こんな夜半に」
伝令 「大坂にて、明智光秀殿の軍隊が敵方を一蹴し…」
信長 「黙れ! 明日にせい!」
伝令 「…ははっ!!」
お濃 「光秀殿が、戦地で頑張っておみえのようでございますね」
信長 「ふん! ハゲの話は明日でよい。お濃、灯りを消せ!」
お濃 「はい♡」
※当たり前ですが、フィクションです。
- 関連記事
-
- 戦国武将銘柄とルールの改変
- 株式戦国列伝 その14
- 株式戦国列伝 その13