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ちまトレ株日記

ちまちまと投資を続けていくブログ。現在は米国バイオのボロ株を追っています。

株式戦国列伝 その15

2014.05.01 (Thu)


【尾張三英傑と利家銘柄の含み損益】



小田原機器(織田信長)  100株  +2100円


ヒト・コミュニケーションズ(豊臣秀吉)  100株  -6000円


タマホーム(徳川家康)  100株  -9800円


シンバイオ製薬(前田利家)  100株  -1600円



【損益】  -15300円


【功労者】  

明智光秀(アデランス)  +30796円


経緯を知らない方はこちら




~岐阜城にて~




伝令 「申し上げます!」


信長 「申せ」


伝令 「ハッ! 松永弾正久秀様が攻める浦江城に続き、畠中城が落城。明智光秀様がご入城された模様にございます」


信長 「よし! 畠中城が我が方に落ちたか。あのハゲもなかなかやる」


伝令 「前田利家様らの軍勢も、これを機に敵方を押し返しつつある模様と聞き及んでございます」


信長 「そうか、ではこの俺様もこうしてはのんびりはしておれぬな」


お濃 「また、戦に出られるのですか」


信長 「機は待ってはくれぬ。天王寺に向かうとしよう」


お濃 「濃は、もう少し信長様と過ごしとうございます」


信長 「フ…。道三が死んで、おぬしの中にも蝮の血が絶えたか」


お濃 「蝮の血は、濃の中に今も流れたままにございます。ですから、もう少しその蝮の生血を吸って、ご養生されたら、と申しているのです」

信長 「蝮の生血か、面白い! まぁ、良い。そうも急ぐことはなかろう。戦場が騒がしくなってくるは、もう少しあとになるだろうからな」





~天王寺~



家康 「光秀殿が、畠中城に入られたようだな」


利家 「これで少しは優勢となりますかな」


秀吉 「いえ。畠中へ入られたは良いとして、周囲の街道などの警戒は怠れませぬ。誰かを向かわせ、あの周辺を固めてしまう必要がございますゆえ、どなたかを援軍に…」


家康 「信長様が岐阜におり、不在ゆえに勝手な行動は許されまい。あのお方のことじゃ、浦江と畠中の落城を聞いて、今に戻ってくるに相違ござらん」


秀吉 「では、それまでに畠中周辺の護衛に誰を向かわせるのか、案じておかねばなりませぬな」


利家 「信長様のことじゃ。そのあたりのことは当に思慮しておるのではございますまいか」


家康 「うむ。有利な状況と知って、のんびりと奥方様と養生したりなどするお方にござらぬゆえ、そのあたりの思慮もしつつ、早晩にでも出立しておるはずじゃ」


利家 「うむ。それに相違ござらぬ」


秀吉 「では、心配はご無用にござるな」


家康 「明日あたりまで小競り合いが続いて、しばし睨み合いじゃろう」


秀吉 「異存はありませぬ。ただし、その機を狙って本願寺が手を打ってくる可能性もございます。弾正久秀殿や雑賀衆の動きなどには目を離せませぬ。それにいつ近江付近で浅井、朝倉が動きだすのか…」


利家 「信長様の道中は、大丈夫だろうか」


家康 「不安じゃが、忠佐がついて居る。もしものことがあっても、命を懸けて守り切ろう」


秀吉 「心強い限り。お館様も今頃は、馬を飛ばして夜通し道を急いでおられることでしょうな」


利家 「違いない」





~岐阜城にて~




信長 「ぐはははッ! これお濃よ、灯りを消せ! 生血を飲ませい!」



お濃 「はい♡」




※当たり前ですが、思いっきりフィクションです。


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